滑走路周辺の設備も要注意。航空インフラに迫る石綿調査義務

物件管理

滑走路周辺の設備も要注意。航空インフラに迫る石綿調査義務

空港では、旅客ターミナルなどの建築物に加え、滑走路照明設備・燃料配管・整備格納庫の付帯設備・誘導灯ポールなど、多数の工作物が存在します。改修・更新前の石綿(アスベスト)事前調査で対象漏れが起こると、公共工事の工期や安全管理に大きな影響を与えます。

本記事では、航空施設で見落としやすい工作物の調査ポイントと、metalab.の物件管理による効率化を紹介します。

空港の滑走路と照明設備のイメージ

■ 繰り返し調査が招く問題(空港の実情)

空港では、保安・運航の制約下で工事時間帯が限定され、短時間で確実な調査が求められます。建築物中心の視点だと、以下の工作物が漏れがちです。

  • 滑走路・誘導路照明: ポール・基礎・ケーブルダクトの塗膜・ガスケット。
  • 燃料配管: 保温材・パッキン・シール部の旧材残存。
  • 格納庫付帯設備: 大型扉レール・架台・吊り金物の塗膜。
  • 外部階段・標識: 鉄骨塗膜の多層化による下層見落とし。

対象漏れや重複調査は、工期延伸・コスト増だけでなく、保安計画の再調整も引き起こします。

滑走路照明設備の点在と保守イメージ

■ 「物件管理」で解決できる

metalab.の物件管理機能で、滑走路系燃料系格納庫系など系統単位に調査履歴・分析結果・図面・写真をクラウドで一元管理。公共案件で必須の保存・証明も担保できます。

導入メリット

  1. 範囲特定: 夜間工事に合わせ、対象設備だけを抽出して迅速に再調査。
  2. 品質平準化: 公共仕様に合わせたテンプレートで報告のブレを抑制。
  3. 共有迅速: 空港会社・施工・分析が同じ情報を参照。
  4. 証跡整備: 有資格者・分析報告・保存年限を一体管理。
空港向け物件管理の画面イメージ

■ 空港ならではの活用シーン

  • 照明・標識ポール: ポールIDごとに塗膜履歴を台帳化。
  • 燃料配管: 断熱材・シール部の分析結果を区間別に保存。
  • 格納庫扉・架台: 高所作業の安全計画と調査履歴を紐づけ。
  • ケーブルダクト: 地下・露出ダクトの旧材残存を履歴で把握。

保安計画と連動し、作業ウィンドウ内で確実に終えるための台帳整備が鍵です。

格納庫の大型扉や架台のイメージ

■ 現場担当者を助ける「物件管理」

夜間・限られた保安区画での作業でも、設備写真+位置+分析結果をIDで一体管理しておけば、現場判断が早くなります。

  • — フィルターで再調査対象だけ抽出
  • 引き継ぎメモ・操作ログで担当交代もスムーズ
  • 公共仕様に沿った帳票・CSVを出力
夜間工事の判断を支える台帳画面イメージ

■ メタラボ石綿事前調査システム

メタラボ石綿事前調査システムなら、物件管理を中心に調査データの一元管理・CSV出力・レポート自動生成までワンストップ。物流改修での工期リスクとコストを抑えつつ、品質を平準化します。

メタラボ石綿事前調査システムの画面例

■ 著者紹介

前田 淳司
前田 淳司

1991年 NTT入社、その後2007年に総合解体工事業大手の株式会社前田産業に入社、解体工事業を現場から学び、その後同社常務取締役を得て、2022年株式会社metalab.を設立。
自らが経験した解体工事業の経験を活かし、人口減等の社会的課題を解体業に特化したサービス提供で業界イノベーションを推進したい思いから事業を立ち上げ、現在では解体工事現場代理人教育や解体施工技士対策講師等も実践している。解体工事業界18年目。

© metalab.

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